エンジン部品用 革新的なアクチュエータ


2007年10月、ドイツ、シュツットガルト-本年のフランクフルト・モーターショーで、ドイツのシュツットガルトに本社を置く自動車部品メーカーのマーレは、エンジンルーム内に使用するための革新的なアクチュエータを発表しました。組み込みスペースを最適化した、プラネタリーギヤ付きプラスチック製アクチュエータは、その一例です。

これらのコンポーネントは、チャージ ムーブメント フラップのシフト、インテークモジュールのレゾナンスフラップのシフト、可変長インテークマニホールドのレゾナンスチューブの調節に使用されます。また、ターボチャージャーのフラップおよびタービンの調節にも使用することができます。このような、機械的要件および温度要件の厳しい用途では、プラスチック製ハウジングの一部が金属製ハウジングに変更されます。

アクチュエータにスプリングを内蔵することにより、コンポーネント自身にフェイルセーフ機能を持たせています。このスプリングは、クリアランス補正スプリングとしての役割も持っています。つまり、問題が発生した場合は、アクチュエータは自動的に所定の位置に戻ります。

マーレ製アクチュエータを、歯車インターフェースを通じて、直接フラップ軸に連結することができます。これにより、今日一般的に使用されているレバーによる連結を避けることができ、システム全体の精度を上げることができるほか、インターフェースの数を減らすことができます。歯車による連結では、フラップ軸について360度の任意の位置にアクチュエーターを配置することができ、取り付け位置を自由に選択することができます。

これらのアクチュエータは、直接駆動することもできれば、診断機能付き統合電子システムを使用して駆動することもできます。電子システムを介在させることにより用途は無限に広がり、任意のポジションを指定することができます。また、新しいマーレ製アクチュエータには非接触位置センサーを統合することができますから、駆動シャフトの位置の検出を摩耗と無関係に行うことができます。インターフェースの数をさらに減らして、システム全体の調節精度を上げるために、調節装置にアクチュエータを直接連結したり、インテークシステムにアクチュエータを統合することもできます。

フェイルセーフ機能が不要の用途には、ウォームギヤを使用してトルクと効率を最適化したアクチュエーターも用意されています。

マーレグループは世界自動車部品業界において上位30社の中にランクされています。また、エンジン部品・システムのテクノロジーリーダーとして、ピストンシステム、シリンダーコンポーネント、バルブトレインシステム、エアーマネージメントシステム、リキッドマネージメントシステムの5つのプロダクト・ラインにおいては、世界トップ3サプライヤのひとつです。現在、世界に110の生産拠点と7つの開発拠点を有し、従業員数は40,000人以上。また、2006年の売上は約6,450億円(約43億ユーロ)です。


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