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軽量化はさらに続く-マーレの軽量化バルブ


2007年10月、ドイツ、シュツットガルト-自動車部品メーカーのマーレの技術陣は、新世代のエンジン向けのインテークバルブとエキゾーストバルブを開発しました。これらのバルブは、従来の製品よりも55%も軽く、耐熱性にも優れています。高性能、低燃費、低排出ガスを目指す、革新的なエンジンの軽量化設計に最適です。

エンジン設計では、これまでも常にバルブの軽量化が開発の目的でした。たとえば、平均回転速度が3,600rpmのとき、ガソリンエンジンのバルブは1秒間に30回も開閉します。カムシャフトが回転するたびに、バルブは加速と減速を交互に繰り返します。これまでは、新しい材料によるバルブの軽量化が研究されてきました。ただし、セラミック、チタン、チタンアルミナイドなどの材料は非常に高価です。

マーレの革新的ソリューションは、シートメタル成型による独創的な軽量バルブです。このバルブは中空で、コーンおよびディスクはシートメタルの多段成型品です。ステムは精密なスチールパイプ製です。それぞれの部品は、高精度レーザー溶接で結合されます。その結果、鍛鋼製バルブに比べて、機械加工が25% 削減されています。中空構造のため、バルブにナトリウムを封入することができ、燃焼室の温度を大幅に引き上げて、エンジンの燃料消費量を最適化することができます。

卓越した耐熱性
マーレの新しい軽量バルブテクノロジーは、摂氏1000℃以上の排気ガスの温度に耐えることができます。そのため、ピーク温度を約100℃上げることができ、特に次世代の希薄燃焼ターボチャージャー ガソリンエンジンにとって大きなメリットがあります。

高速回転設計のマーレの軽量バルブは、リッターあたりの最大出力にプラスの影響を与えます。つまり、エンジンの小排気量化、燃料消費量の改善、排出ガスの削減が可能になります。エンジンを小型化すると、各コンポーネントに作用する力は一般的に減少しますから、バルブトレインの可動部品の肉厚を薄く、摺動部の面積を小さく設計することができます。可動部品の摩耗および摩擦を大幅に減らすことができ、騒音の発生を押さえ、カムシャフトの駆動力を小さくすることができます。

マーレおよびいくつかの得意先で実施したエンジン試験の結果から、この新しい軽量バルブが必要な条件をすべて満たしていることが実証されています。将来、このバルブは、エンジンの潜在性能を引き出すことによって、低摩耗、優れた熱安定性、出力の増大、低騒音、特に、直噴式過給エンジンの小型化コンセプトに関して、説得力のあるソリューションになると思われます。

マーレグループは世界自動車部品業界において上位30社の中にランクされています。また、エンジン部品・システムのテクノロジーリーダーとして、ピストンシステム、シリンダーコンポーネント、バルブトレインシステム、エアーマネージメントシステム、リキッドマネージメントシステムの5つのプロダクト・ラインにおいては、世界トップ3サプライヤのひとつです。現在、世界に110の生産拠点と7つの開発拠点を有し、従業員数は40,000人以上。また、2006年の売上は約6,450億円(約43億ユーロ)です。


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アジア1広報担当
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