マーレのDNA — マーレの原動力

マーレの使命は、「クリーンな空気」、「燃費性能」、「運転する楽しさ」を実現する革新的なモビリティソリューションを提供することです。この使命を実現するためには、内燃機関、モーター、燃料電池などの動力源だけでなく、パワートレイン全体に対する取り組みが必要であると考えています。お客様に「感動」を与えるソリューションを創造するとともに、ドライバーの様々な課題を解決するため、次の3つの「主要テーマ」を設定しています:車内外の「クリーンな空気」、「燃費性能」、「運転する楽しさ」。これら主要テーマを実現することが、マーレの開発活動の原動力となっています。

マーレのパワートレイン技術は、汚染物質排出量の最小化に寄与します。さらに、当社独自のフィルタ技術を駆使し、快適で安心の理想的な車内空間を実現しています。

「車内汚染ゼロ」という高い目標の実現に向け、積極的な取り組みを進めています。目標達成へ向け、日々着実に前進しています。従来型エアフィルタの微粒子捕捉率は約60%です。現在、微粒子捕捉率を95%以上に高めるためのソリューション開発を進めています。「クリーンな空気」を実現することは、ドライバーや同乗者の健康や環境を守る最重要の要素だと考えています。

「燃費性能」は、すべての開発活動における最優先事項の一つとして位置づけています。自動車の電化に向けた取り組みだけでなく、内燃機関にも改善の余地があると考えています。代表例としては「オンデマンド制御方式」のエンジン冷却機能があります。エンジンの昇温速度を高速化し、その熱を素早く分散させて必要な用途に利用することで、省燃費化を実現します。マーレが新しく開発した「流体管理モジュール」では、モジュラー設計を採用。クーラントポンプとサーモスタットのサブシステムを必要に応じて組み合わせることができるため、お客様のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。「流体管理モジュール」を活用すれば、欧州ドライビングサイクル(NEDC)においてCO2排出量の2%削減が可能となります。

最新のダウンサイジングエンジンは、高性能ターボチャージャーを装備しているため、力強い運転を楽しむことができます。エンジンのダウンサイジングと高出力の両立は、エンジンの主要コンポーネントであるピストンの性能が重要な鍵を握っています。それがマーレの最新型「ガソリンエンジンピストン」です。自動車の耐用年数にわたり、内燃機関内の高温・高圧に対する耐久性を保持するよう設計されています。エンジンのさらなる高性能化の可能性を大きく広げるとともに、燃費向上にも寄与します。マーレは様々な用途に対する適切なソリューションを提供いたします。高強度・超軽量ピストン「EVOLITE」や、耐摩環と冷却空洞を装備した耐熱耐圧ピストン「EVOTEC RSC」など、お客様のニーズに合った製品をご提案します。最新ガソリンエンジンピストンは、従来のピストンと比較して15%超の軽量化と、フリクションロスの低減を達成。その一方で、従来と比べ最高20倍の強度を実現しています。エンジンが小型化しても「運転する楽しさ」を実感することができます。

「主要テーマ」への取り組みは、創業以来マーレの方向性を定めてきた3つの理念を基盤にしています。「過去の成功に満足しない」、「最善のソリューションを求める飽くなき探求心」、そして何よりも「自動車とそのテクノロジーに対する熱い想い」。これらの揺るぎない理念を原動力として、マーレはお客様をさらなるステージへと導く最善のソリューションを求めて今後も前進してまいります。この強固な基盤もまたマーレのDNAなのです。

決算報告書(英語のみ)

前年度の決算報告書(電子版)

詳細