グローバル研究ネットワーク

世界各地で活躍するマーレのエンジニアや技術者は、進化を続ける内燃エンジンと周辺部品の開発に日夜努力を続けています。これと並行して、電気モーターや燃料電池など、内燃エンジンに代わる駆動システムとして注目される各種製品の開発も進めています。車両内におけるサーマルマネジメントに関する様々な課題にも焦点をあて、システムやコンポーネントのサステナビリティ向上を実現するソリューションの研究開発に取り組んでいます。

現在、研究開発活動の中心となっているのは、世界15ヵ所の先行開発機能を持つ「テクニカルセンター」 と、世界各地に数多く設けられた特定製品を専門とする「コンピタンスセンター」 です。いずれもドイツ、英国、米国、ブラジル、中国、インド、そして日本という、戦略上重要な世界の主要市場に設けられています。こうした拠点でエンジニアが日々取り組んでいるのは、燃費改善、車内空気や排気ガス低減、耐久性の向上など、自動車業界で焦点となっている技術的課題の数々です。また、世界の各地域に特有の要求事項に合わせたソリューションの提供も行っています。こうした開発拠点間 では、新しい研究結果や成果について、定期的な情報交換が行われています。社内の開発活動に地域差が生じないよう、効率的な技術移転を図っています。

研究開発の取り組みは、社内にとどまりません。世界各地の研究機関や学会、大学など、数多くの外部団体と協力し、積極的な活動を展開しています。産業界と学術分野が、その垣根を越えて知識の共有を図り、研究活動を共に推進すれば、より効率的な車両技術の可能性が必ず開かれるはずです。マーレが取り組むのは、乗用車だけではありません。小型・大型エンジンの最適化にも注力しています。