テクニカルセンター | シュツットガルト

所在地:ドイツ・シュツットガルト=バートカンシュタット

シュツットガルト=バートカンシュタット・テクニカルセンター

発足から90年余りのシュツットガルト=バートカンシュタット・テクニカルセンターは、世界で最も長い歴史を誇る大規模テクニカルセンターの一つです。マーレ発祥の地であり、現在の本社所在地でもあるこの地は、まさにマーレグループの中心です。ドイツ南部に位置するバートカンシュタットは、エンジンや自動車を扱う多くのメーカーが工場を持つ場所で、その距離的な近さに大きなメリットがあります。ここにはいくつかの大学やシンクタンクもあり、相互協力による研究開発の道を探ったり、専門技術に通じた質の高い人材を獲得しやすい土地でもあります。

マーレグループの経営に関わる戦略はこのテクニカルセンターでの開発成果によって決まると言えるほどです。他の9つの基幹センターと連携しながら活動するバートカンシュタット・テクニカルセンター。ここで働く機械・電気関係のエンジニア、化学者、物理学者は約1,000人に達し、その他の分野の担当者たちと共にさまざまな研究開発に従事しています。扱われている研究開発テーマは、エンジンシステム&コンポーネント、フィルター、エンジンペリフェラル、そして関連分野全般に及び、その内容はピストンシステム、シリンダーコンポーネント、バルブトレインシステム、エア/燃料/オイルマネージメント、産業用フィルター、産業用エンジン部品、サーマルマネージメントなど多岐に渡ります。

所在地:ドイツ・シュツットガルト=フォイアバッハ

シュツットガルト=フォイアバッハ・テクニカルセンター

1905年、グスタフ・ツォラーが興したラジエタを扱う修理工場にユリウス・フリードリヒ・ベーアが合流することで、ベーア社、今日のシュツットガルト=フォイアバッハ・テクニカルセンター設立の礎石が置かれました。

そして、世界初の乗用車向け空調付き風洞試験場が建設されたのが1937年。それまでの手間暇のかかるテスト走行をすることなく、エンジンの冷却性能試験を可能にした画期的な施設でした。Mercedes Silver Arrowsをはじめとする歴史的な車両、そのあるものはここでテストされ、またあるものはここで製造されたラジエタを搭載されました。Porsche設計事務所との協力で初代VW Beetleのプロトタイプ向けオイルクーラが開発されたのもこのテクニカルセンターでした。

最新鋭の空調付き風洞やエンジン冷却用トンネルなど、数々のテスト施設を備えた今日のフォイアバッハは、エンジン冷却とエアコンディショニングの研究開発センターとしては業界屈指の施設となっています。