マーレ、「制御・パワーエレクトロニクス」の新部門を創設

2017年10月、東京:マーレは、革新的な「制御・パワーエレクトロニクス」技術を独フランクフルト国際モーターショー(IAA )2017で初公開しました。アジアでは東京モーターショー2017で初公開されます。マーレグループに新設された事業部門の技術ノウハウを活用することで、制御機能を統合したトラクションシステムなどのソリューションを、ワンストップで供給する体制が整いました。

  • マーレの製品ラインナップに制御統合型システムを拡充
  • 東京モーターショー2017でアジア初公開の「制御・パワーエレクトロニクス」技術に関するハイライト

e-モビリティ向けの包括的な製品ラインナップ

2017年にスペインの自動車向け電子部品メーカーをマーレグループに迎え入れて設立された MAHLE Nagares S.A. は、電装品やサーマルマネージメントシステム向けの制御・パワーエレクトロニクス製品のほか、e-モビリティ向けのパワーコンバータなどの電子部品を扱っています。マーレの既存製品のノウハウと組み合わせることで、ハイブリッド自動車や電気自動車向けの統合型パワートレインシステムや、車載バッテリー充電器などの多様な製品開発が実現します。

「マーレの新部門が担当する革新的技術については、先月開催されたIAA 2017(フランクフルトモーターショー)で初公開しました。可動部品と電子部品・ソフトウェアの理想的な相互作用を実現しています」(マーレのマネージメントボード会長兼CEOのウォルフ=ヘニング・シャイダー氏)。その他、IAA 2017では、次のような製品が展示されました。車内とEVバッテリーのための安全で高効率な高電圧電源ヒータ制御装置。また、AC/DC車載充電器は、専用チャージングポイントでなくとも、急速性・安全性・自由度に優れたEV充電を実現します。サーマルマネージメ ントシステム向けの電子制御製品は、エアコンの効率的な制御とコンポーネントの温度制御において重要な役割を担う技術です。

IAA 2017で初公開されたマーレのコンセプトカー「MEET」(MAHLE Efficient Electric Transport)には、高度に統合されたドライブユニットを搭載。モータと電子部品をハウジング内にパッケージすることで、コストとスペースの低減に成功。「エレクトロニクス」、「電動モータ」、「サーマルマネージメント」におけるマーレの高い技術ノウハウを総動員しました。

メカトロニクス分野の拡大

2017年にマーレの傘下となったスペインの Nagares の製品ラインナップは、ディビジョン「メカトロニクス」の取扱製品との関連性が高いのが特徴です。マーレは2016年以降、電気・電子製品に関する事業をディビジョン「メカトロニクス」に集約。電動モータのほか、電気駆動システムやメカトロニクスシステムの開発・製造を推進しています。これらの製品は、乗用車、商用車、オフハイウェイ車両を主に対象としています。マーレは、自動車交通分野におけるサスティナビリティ向上、e-モビリティの発展、エネルギー効率の向上、車両による大気汚染の大幅な低減に貢献する事業展開を行っています。

マーレグループについて

マーレは、自動車業界のグローバル開発パートナーです。未来のモビリティに向けて、技術革新をすすめています。マーレグループは、より効率良く、環境に優しく、快適な運転を追求するために、内燃機関の更なる最適化、代替燃料の推進活用、eモビリティの世界的な普及に努めています。パワートレイン、フィルターや潤滑、エアコン技術、バッテリー分野においてユニークなシステム技術を提供し、全世界で生産されている車両の2台に1台に製品を供給しています。また、世界のレーストラックやオフロード、産業用・汎用エンジン、船舶、鉄道など自動車以外の多岐にわたる業界でも長年にわたり活用されてきました。

1920年にドイツの小さな町工場で設立したマーレは、2016年度の売上高が約123億ユーロに達しました。現在、世界34ヶ国、170の生産・営業拠点で、77,000人が従事しています。グローバル開発パートナーとして、ドイツ、英国、ルクセンブルグ、スペイン、スロベニア、米国、ブラジル、日本、中国、インドで展開している主なテクニカルセンター16ヶ所で、約6,000人のエンジニア・技術者が革新的なソリューションのために日々取り組んでいます。

お問い合せ先:

マーレジャパン株式会社
広報担当 ジュディアン・ゴ(日・英)
Tel: (03) 6735-8413
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