マーレグループが産業用フィルター部門を 米フィルトレーショングループに売却

シュツットガルト、2016年8月8日 マーレグループは、産業用フィルター部門をフィルター専門メーカー、フィルトレーショングループコーポレーション(本社:米国シカゴ)に売却する。売却にはカルテル当局の承認が必要で、両社合意にもとづき売却価格は公表しない。

マーレ産業フィルター部門には従業員が世界中に900人、そのうち410人がドイツ・バーデンヴュルテンベルク州オーリンゲンで従事している。「フィルトレーショングループは専門性が高く、規模も大きいので、産業用フィルター部門にとっては一層の発展が期待できる売却先だと喜んでいる」とマーレグループのCEO、ヴォルフ-ヘニング・シュナイダーは述べている。昨秋、マーレグループは当事業部門を切り離すつもりがあると発表していた。産業用フィルター部門の製品は、産業設備から食品製造までさまざまな分野で必要とされているが、自動車産業に重点を置くマーレの中核ビジネスとの共通点は多くない。

フィルトレーショングループ(www.filtrationgroup.com)はマディソンインダストリーズの子会社で、非常に幅広い多様な産業分野の顧客に向けて、医療、プロセス技術、流体ろ過、および空気清浄に関するソリューションを提供している。世界20カ国に80拠点を置き、活動している。「マーレの産業用フィルター部門とフィルトレーショングループのポートフォリオや顧客層は、互いに補い合う」と、フィルトレーショングループCEOスティーブ・フェリスは強調し、「評価に値するビジネスを築いてきたマーレスタッフのノウハウと専門知識を大いに歓迎します」と述べた。

バーデンヴュルテンベルク州オーリンゲンには、他に約370名の従業員が自動車部門のフィルターとエンジン周辺機器に従事しているが、今回の売却の影響は受けない。

マーレグループ
マーレは自動車産業のグローバルな開発パートナーおよびサプライヤとして世界をリードする企業です。エンジンおよびその周辺機器のための製品や電気自動車のソリューションとなる製品で、エンジンシステムおよびコンポネント、フィルター、サーマルマネージメントといったパワートレインやクーリング技術についての重要な課題すべてにソリューションを用意しています。世界中の自動車の2台に1台にはマーレ製品が搭載されているのです。マーレのコンポネントおよびシステムは、路上で活躍するだけではなく、据置型や移動型の工作機械、船舶や飛行機、また線路上でも使われています。

2015年現在、34カ国170拠点におよそ76,000人の従業員を有し、売上高は約115億ユーロ。ドイツ、英国、ルクセンブルグ、スロベニア、米国、ブラジル、日本、中国、インドの主要テクニカルセンターでは、およそ6,000人の開発エンジニアと技術者が、モビリティの未来への革新技術に取り組んでいます。