EGRクーラ

ディーゼル乗用車・商用車向けの新排ガス規制に適合するためには、エンジン単体を調整するだけでは対応できなくなっています。対応策の一つは、排ガス再循環(EGR)クーラの採用です。これは、エキゾーストマニフォールドとタービンの間で排気ガスの一部を取り出し、これを特殊なクーラを使って冷却した後、再びインタークーラ下流の吸気に戻すという技術です。これによりエンジンの燃焼温度が低下し、NOxガスの生成が抑制されます。EGRクーラ技術は、1999年に量産乗用車への導入が開始されています。ガソリンエンジンについては、今後数年で、燃費向上を目的としたEGRクーラの導入が見込まれています。マーレのEGRクーラはレーザー溶接を採用し、優れた耐食性を実現しています。

また、マーレでは、バイパス機能を搭載したEGRクーラも製品ラインナップに揃えています。バイパス部は、クーラハウジングに一体化された設計になっています。エンジンのコールドスタート時など、特定の動作条件では、EGRクーラの機能を無効化します。これにより、排気ガスの排出量を常に低レベルに抑制することが可能となります。

詳細 エアマネージメント