バルブトレイン技術

商用車向け内燃エンジンの更なる効率化を目指し、マーレは可変バルブタイミング技術をサポートした新しいバルブトレインシステムを開発しました。エンジンブレーキや排気ガス温度マネージメントなど複数の機能を統合したこのシステムは、圧縮比を下げ、燃焼温度とバルブトレイン内の圧力レベルを低下させます。

バルブトレインシステムと構成部品

バルブ、バルブシートインサート、バルブガイド

マーレは、様々な吸排気バルブを製造しています。多彩な素材を組み合わせ、鍛造や熱間押出加工技術を駆使して、すべてのガソリン/ディーゼルエンジンに最適な製品を提供しています。負荷レベルに応じ、バルブシート周辺部を強化したり、硬化・窒化処理やクロムメッキを施したりするなど、様々な対策を講じています。商用車エンジン向け排気バルブには、最大動作温度800°Cの環境下で10億回以上の開閉耐久性が求められています。そのため、製品開発では、バルブの耐腐食性と高温耐疲労性に特に重点を置いた取り組みを行っています。

この他、製品ラインナップには、バルブステムシール、バルブスプリング、バルブスプリング上下リテーナなども取り揃えています。

カムフォロア

「カムフォロア」は、カムロブによって直接駆動される様々な部品の総称です。カムフォロアはカムの回転に追従し、その動きをバルブ部品に伝達する働きをします。タペット、バケット、レバーなどもカムフォロアの一種で、マーレではいずれの部品も幅広いデザインで取り揃えています。

カムシャフト

カムシャフトの役割を技術的に表現すると、「クランクシャフトの回転運動をカムプロファイルを介してカムフォロアの揺動に変化させる」ということになります。カムプロファイルの形状によってバルブのリフト量が決定されるため、ガス交換や燃焼工程の設計においては、カムプロファイルの形状が大変重要な要素となります。

マーレのカムシャフトには、鋳造カムシャフト、スチールカムシャフト(鍛造品もしくは切削品)、組立カムシャフトなどがあり、世界中のお客様に供給しています。マーレは、完成部品だけでなく素材の量産体制にも対応しており、多彩な製品展開により、幅広い用途に最適なソリューションをご提案します。マーレの製造拠点はいずれも最新技術を採用した全自動ラインを導入し、安定した品質の高さを実現しています。